撮影2日目(C58363号機の装備変更3日目)の今日は前日とは違う撮り方をしたかったんですが、この装備最終日だろうと言う事で沿線は撮影者で大混雑。良い場所はどこも満席状態でした、そこで最初の撮影地は寄居駅へ入る手前の八高線との並走区間を陸橋上から俯瞰することにしました。行って見ると線路脇にある「寒桜」が満開で素晴らしい景色、列車の後方には紅葉した樹木があり「春」と「秋」が混在する景色になっていました。そして2か所目は列車の寄居駅停車中に追い越して、波久礼駅を出て国道と暫く並走し大きくカーブした先の国道脇で「流し撮り」を試みることにしました。ただSLの場合走行速度が大変遅く以前から撮影している貨物列車の流し撮りのようなわけにゆきませんでした(予想はしていましたが)更にこの場所は完全に逆光線、樋口駅先の「アンテナポイント」よりもはるかに厳しい光線状態でした。そして最後は和銅黒谷駅先にある築堤での接近撮影としました。


IMG_0825-2 リ
桜沢陸橋辺りから続く長い直線を走った後、大きくカーブして寄居駅へ向かって来る所から撮影を始めます。

IMG_0839-2 リ
こちらへ向いて来た所で手前に満開の「寒桜」を入れて大きめに撮影。

IMG_0844-2 リ
少しワイドにして後方の紅葉を入れて手前の「寒桜」とともに撮影、後藤デフの「JNR」マークがしっかりと見えました。


移動して流し撮りの場所を探しました、やはり「ド逆光」でした。

IMG_0848-2 リ
平坦できれいになっている畑の向こうへ出て来た所から撮影開始。

IMG_0856-2 リ
この辺りが背景の山の形などからも一番良かったようです、国道がすぐ隣を走っているようには見えませんしね。

IMG_0866-2 リ
すぐにチップ工場の建物が画面に入って来てしまいます、この先は後追いでも撮影不能でした。


そして3か所目(最後)は和銅黒谷駅付近の築堤です、ここもいつも以上の混雑でしたが人の少ない(普段はほぼ誰も来ない)線路の反対側へ回りました。

IMG_0871-2 リ
まずは駅を通過して築堤に入って来る位置、カーブで編成全体を入れて背景に「美の山」の紅葉を広く入れることが出来ます。

IMG_0880-2 リ
接近した位置では青空を広く入れ正面気味に撮影出来、右側にも紅葉した山の景色を入れられます。

IMG_0884-2 リ
最接近位置では思った通りに罐の正面が良い光線で写り、「後藤デフ」も青空にしっかり目立ちJNRマークもくっきり見えました。今回の装備ではナンバープレートも形式なしに変更し、前デッキのステーも<C5833号機>が付けていた形の物を設置したんですね。なかなかの本気度であったのが解ります、秩父鉄道やるじゃないか!