電気屋の鉄道資料館

ヤフーブログの廃止に伴いこちらに移動してまいりました。 旧ブログ名は「電気屋の鉄道ブログ 新館」です。

2013年10月

このところ色々な事があり、こちらの掲載がすっかり遅くなりましたが秩父鉄道の「パレオエクスプレス2100回運転記念号」です。
 
「返し」は時間的なことや、撮影ポイントがかなり絞られてくるので混雑を考慮して変わった所で撮影です。
 
 
大野原駅のはずれにある通称「猫八踏切」から、ズームレンズで駅構内への進入からポイントを渡って<クネクネ>と本線へ出てくるところを撮影しました。
この<クネクネ>がなかなか無いんですよ、他を探してみて下さいね緩やかなカーブはあっても、ポイントを渡って曲りくねる場所って意外と無いのが秩父鉄道なんです。
 
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ちょっとトリミングしてみました。ホームへ入って来るSL列車を、左側ホームの女子高生達がケイタイで撮影しているのが解ったので・・・
 
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本来の画角はこんな感じ、大野原駅のホームにキッチリ収まった所で(停車はしません)1枚撮影。
 
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    C58が「X字」になったクロスポイントへ入って来ます、今は右の線路(工
    場への引込み線)へは線路がつながっていませんが・・・
 
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    本線へのポイントを渡ります。
 
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    ここから本線に出て来ます。
 
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    これが「2100回」の顔です、日章旗に渋いHM。26年の歴史です!
 
 
 
 

2場所目の撮影は、和銅黒谷駅の皆野側はずれにある踏切から。
 
 
大きくカーブしている駅構内の様子を撮影するにはここが一番です、仮に側線にヲキ貨物列車が停車してしまっても邪魔されることが無いのはここだけ。
 
 
しかし、現場に到着してから40分ほど待たされました。武州原谷貨物駅2番線で退避しているのは知っていましたが、上りヲキ貨物・上り普通電車(1010Fでした)・下り急行電車と3本も通過待ちしたので30分以上の停車になったようです。
 
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和銅黒谷駅の側線へ「故障車輸送臨」(?)が入って来ました。
 
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前後を機関車に挟まれた7502Fが、構内をゆっくりとした速度でやって来ます。
 
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下り普通電車がやって来ました、元地下鉄三田線の5000系です。
 
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両列車共に発車したところで撮影。
 
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非常にゆっくりした速度で皆野駅へと向かいました。あまりにも遅かったので、私が300mほど離れた駐車帯に停めていた車に戻って追いかけたら、1kmほど先の国道の並走ポイントで追いついてしまいました。
 
 
 
 
 

先日の横川駅でのワンシーンです、12系客車の先頭に立つEF65-501号機と隣のホームから発車して来る115系電車。
 
 
私が大宮まで通勤していた昭和の時代には、ごく普通に(機関車は違いますが)熊谷駅辺りでも見られた日常の風景でした。
あえてモノクロームで載せてみました。
 
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約2時間遅れて通過して行った「群馬県民の日号」、EF65-501号機の故障と言うことなので後追いを兼ねて何枚も撮影してみました。
 
 
外から見ては何も異常らしくない、でも運転席には4人くらいの姿があった。更に遠ざかって行く勾配区間では「砂撒き」をしていた様子が見える。
 
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S字カーブを抜けてWパンタで後押ししてくるEF65-501号機、元気なように見えるが・・・
 
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まるでセノハチの後部補機のようだ!頑張れPトップ。
 
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    目の前を通過して、しばらく行くとその先の大きな左カーブにかかる。
 
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    ここでEF65が「ドレイン排出」(笑)、ドレインじゃなくて多分滑り止めの
    「砂撒き」をしたんでしょう。秩父鉄道の影森ではヲキ貨物で見かけます。
 
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少し先へ行った所の写真を無理やり拡大・トリミング、かなり派手に撒いたみたいですね。本当にSLの煙のように見えます!
 
 
 

昨日の信越線「群馬県民の日号」はSLとELのPP運転、結果的にELの故障でDL・EL・SL3両による変則PPになってしまいましたが・・・
今朝は秩父鉄道の影森駅から熊谷の車輌工場へ向けて、元東急の7502Fが輸送されました。
 
 
 
昨日故障し、電気機関車(デキ)で搬送される予定だったようですが、ブレーキ系の故障だったらしく回送されたデキ1両だけでは搬送不能で、前後にデキを連結しプッシュプルで運ぶことになったようです。
 
簡単な故障でブレーキが使える場合は、以前にも何度かありましたが単機牽引で電車のパンタグラフも上げて協調?運転で行くようですが、さすがにブレーキ故障では途中で何か起こった時に危険なので、後部にもブレーキ役のデキをつないで・・・ と言うことのようですね。
 
 
運行速度が30kmに抑えられるので、あちこちで追い越して撮影可能です。今回は大野原~武州原谷間、和銅黒谷駅、上長瀞付近の荒川橋梁、波久礼駅近くの国道並走区間のカーブと4箇所で撮影しました。
まずは大野原~武州原谷間の分からアップです。
 
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生い茂るススキの向こうからやって来たのは、デキ105号機が牽く7500系電車。
 
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後部にも青いデキが連結されています、背景にはうっすらと武甲山が見えます。
 
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目の前にやって来た所でもう1枚撮影。
 
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後追いです、後部はデキ501号機。前が105で後ろは501、数字遊びか?(笑)。
前方の信号機は場内側2番が「黄色」を現示していました。
 
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2番線(上り出発線)の信号が黄色でしたが、ここから入って行きました。この後随分長い事ここで停車することになったようです。
 
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本線から2番線出発線へ渡って行くデキ501号機。
 
 

定刻に高崎を出ているらしいのに、予定時間を過ぎても踏切が閉まらない・・・
 
 
10分、15分、20分・・・・・ 段々不安になってくる、下りの電車もやって来ないし上りは先ほど横川で折り返した107系が行っているので、もう残っている電車はないし・・・
 
待っていても退屈な事この上なし、幸いにも一緒に待っていた方が色々と話をされるので退屈はせずに済んだが、2時間遅れ(ほぼ2時間半待っていた)は長い。
 
途中でツイッターを確認していたら11時15分頃に「磯部駅で抑止中」の報が!EF65-501号機が不具合らしく緊急修理中、磯部駅はホームが対向式で中線は無いので下り列車は通過不能、つまりこの時点で信越線は「全線運転見合わせ」となってしまったわけだ。
 
ひたすら復旧を待つしかない、12時のチャイム放送があってもまだ動きなし。どうしようか磯部へ向かうべきか?しかし途中ですれ違ってしまう可能性も有るし・・・そんな事を考え始めた頃「今、磯部を発車」の報が!
この分ならば、ジャスト2時間遅れくらいで来そうだ!待った甲斐があったね。
 
 
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    2時間遅れでようやく姿を見せたC61-20号機。
 
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    遅れと後部補機の故障で予想以上の黒煙!
 
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    カーブに挟まれた直線区間も爆煙のままやって来た。
 
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    S字の最後、右カーブ(機関車にとっては左カーブ)へ入って来る。
 
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カーブして客車が見えた所で1枚。
 
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ワイドの狙い場所、コスモスとの絡み。日差しが強く花がかすんでしまった!
 
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目の前に来た所で煙は限界・・・ コスモスと並んだのになあ。
 
 

昨日の204列車に続いて今日の掲載は205列車です。列車番号では行きと帰りのように見えますが、実は全く別物で牽引する機関車も変わっていました。
 
204列車を牽いて来たデキ507号機は貨車を切離すと、なんと!そのまま入換になり庫の方へ行ってしまいました。そしてしばらくすると洗浄線の近くに他のデキと並んで停まっていたデキ107号機が踏み切りの方向へ動き始め、そのまま折り返して貨車に近付き連結されました。
 
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デキ107号機が踏切のこちらでポイントを渡り、先ほど「D15」が準備した貨車5両の所へ向かいます。
 
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貨車に連結されました、この後はしばらくここで発車待ちです。先回りして、大麻生~明戸間のSL列車の有名撮影ポイントへ向かいます。
 
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かなりな雨が降りしきる中、205列車は大麻生で上り電車と交換して少し早目にやって来ました。
 
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線路脇には黄色い花が沢山咲いています、セイタカアワダチソウ?
 
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目の前に接近した所で最後のカットを。
 
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おまけに後追いも撮影!普通は貨物が走らない区間ですから。
 
 
 
 

撮影していると色々な車輌が並び始めました、あれ!なんだか背広の人達も入って来たぞ。今日は何の展示会だ?そんな事を考えちゃいました・・・
 
 
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C58-363号機の周辺に集まって説明を聞いている人々、ついさっきまではC58は庫の中にしまわれていたんですが、ここまで出て来ました。
 
 
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ここだけ見ると、非電化路線の私鉄のような感じも。
 
 
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こんなシーンもあったりして。
 
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撮影していると、途中でちょっと偉そうな人達がいらっしゃいました。(上の写真の前ですね)
 
 
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最初は庫の中のC58-363号機を見ていましたが・・・
 
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そのうちにC58が表に出されました。
手前の黒塗りピカピカの車は・・・偉い方が乗って来られた物らしい。
 
やっぱり展示会かあ(笑)・・・・・
 
 
 

204列車と言われても、ほとんどの方がピンと来ないと思いますのでちょっと説明します。
 
 
武川駅から広瀬川原工場までの区間(実際には三ヶ尻からとか熊・タからの事も多い)を走る唯一の貨物列車(工場への入場車輌ですから配給列車と呼ぶのが正しいのか?)なのです。
これに対応する列車が広瀬川原から武川への205列車になり、その先は武州原谷貨物駅まで301列車となって運転されます。この列車は配給ではなく、出場貨車の試験列車になります、機関車は貨車を武州原谷で切離してそのまま秩父駅まで行きます。
更に翌朝の302列車として武州原谷へ回送、貨車をつないで武川又は広瀬川原まで戻って来る運用になります。
 
そういえば昔、高崎線の高崎~大宮間(尾久まで行ったのか?)で工場を出たばかりの客車・荷物車の試運転列車が往復で設定されていて、何度も面白い編成を撮影したことを思い出しました。
 
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大麻生駅から長い直線を走り抜けて、広瀬川原工場へのポイント渡るデキ507号機牽引の204列車です。単機のつもりで待っていたら、後ろに黒い貨車が!
 
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今日は貨車4両を牽いて来ました、いわゆる「入場貨車」で石灰石輸送用のヲキですね。
 
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この区間では本来ありえない「貨物列車」の到着です。
 
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204列車はゆっくりした速度で、3番目の線路へ入って行きます。
 
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構内専用の小型DL「D15」が入換して準備した205列車の荷物ヲキフ1両+ヲキ4両が停まっている向こうに204列車が停車しました。
 
 
 
 

今夜最後に残った「クハ3004」と「モハ3204」が4台のトレーラーに載せられて、接近する台風の豪雨の中を千葉へと向かって旅立ったようです。あまりの雨足の強さに今日の夜間撮影は諦めました。
 
 
さて今日の写真は、横瀬構内で3003Fの編成が分離されて解体が進む中、本線を走って行った車輌との最後の並びです。
 
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築堤を行く4000系、かなり遠いですがクハ3003他の4連が左奥に見えます。
 
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横瀬駅に停まったレッドアローとの顔合わせです、この日はまだクハ3003他の4連はここにいました。
 
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こちらは「レッドアロークラシック」との並びです。
 
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平日なのに、秩父まで乗り入れて来た2000系との並び。そのうちに2000系からも廃車が出始めるのでしょうか?
 
 
 
 
 
 

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