年末年始に少しだけ運行しなかった秩父鉄道の「鉱石列車」いわゆるヲキ貨物ですが、新年は3日から運行再開しています。昨年31日に見た時には武州原谷貨物駅構内に機関車無しの3本のヲキ編成が留置されており、2本は待機線に1本が鉱石の積込線に入っていました。
いつものように武川駅まで機関車だけを回送しているのかと思いましたが、秩父駅での目撃情報があり短期間の運休なので「秩父留置」で運行再開待ちのようです。念の為新年2日に秩父駅構内をのぞいてみると、熊谷方から「赤」「青(標準色)」「桃」の順で500番台機が3両連結されて留置されていました。そして翌3日の早朝にそのままの編成で武州原谷貨物駅へと回送されて来ました。


まずは2日の秩父駅構内での様子から。

秩父駅三重単 1  リ
側線に3両連結状態でパンタを降ろして休んでいるデキ500型。

秩父駅三重単 2 リ
ホームから発車して来る上り各停7500系との並びです。



翌日、武州原谷貨物駅へやって来ました。

三重単ラヤへ 1 リ
本線からゆっくりとポイントを渡り、武州原谷貨物駅構内へと入って来ます。

三重単ラヤへ 2 リ
一旦ワイドにして背景に山並みを入れて撮影。

三重単ラヤへ 3 リ
接近した所でアップに、その後は詰所(駅舎)前まで進行して暫く停車。

6001F 開運号 2リ
10分ほどすると「開運号」のヘッドマークを付けた
上り急行がやって来ました。

三重単ラヤ 急行と リ
三重単と上り急行が並んだ瞬間。

三重単ラヤ 入換1 リ
その後ようやく入換が始まりました。

三重単ラヤ 入換2 リ
ここで折り返して行きます。

三重単ラヤ 入換3 リ
まずは貨車がいない一番奥に赤釜を置いて来ます。

三重単ラヤ 入換4 リ
一旦詰所方向へ動いて、1本手前の線路へのポイントを切換えてもらいます。

三重単ラヤ 入換5 リ
奥に赤と青を並べて戻って来た桃色、この後右側のヲキ編成に連結します。

三重単ラヤ 入換完了 リ
これにて入換完了、無事に3両の機関車が並んでほっとした様子の職員さんたちの脇を下り各停7500系が走り抜けて行きました。この時点で積込線では1編成の積載作業が終わっていて、いつでも入換作業ができる状態になっていました。