電気屋の鉄道資料館

ヤフーブログの廃止に伴いこちらに移動してまいりました。 旧ブログ名は「電気屋の鉄道ブログ 新館」です。

カテゴリ: モノクロームの世界

今のデジカメ写真は簡単にモノクロバージョンを作れるので時々やってみています、特に旧型の車両等だとまるで「昭和の時代」に戻ったような感覚になるのでとても気に入っています。


今日は先日信越線で撮影した115系電車と、DD51プッシュプルの訓練運転列車の一部を載せます。

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カーブした田園地帯を走るDD51牽引の旧客編成。あえて後部の機関車を切り捨てました。

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終点の横川駅で顔を合わせた旧客牽引のDD51-842号機と115系普通電車。

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だいぶ成長して来た稲の中を走る115系3連。

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夏空の下を行く115系3連。


モノクローム3回目です、この日は山を背景に堀割りになったカーブをやって来るパレオエクスプレス。右側に農家の古い母屋と「蔵」も見えました。


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いつものお昼頃ではなく早朝の光線の中、ちょっと雰囲気が違います。

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三沢川の橋梁に入るC58363号機の後姿、古めかしく低い橋と周辺には木立しか見えない景色。

先日始めたばかりの「モノクロームの世界」書庫、今のところ上手く題材が見つかっています。


昭和40年代まで?あるいは50年代までもあったかな・・・ 春や秋の行楽シーズンに設定されていた、国鉄高崎線や東武東上線からの直通乗り入れ列車。
三峰口まで行く国鉄の「みつみね」「くもとり」、東武は「特急みつみね」そしてこの上長瀞駅までの設定だった「ながとろ」そして「遠足列車」「いもほり号」など。

そんな長瀞観光の列車が到着した時に活躍していたはずの「団体専用改札出口」、帰りの乗車時には並んで通常の改札口だったのかもしれませんが、降りる時は一斉に出て来るたくさんの乗客をスムーズに扱うために設けられていたのだろうと思われます。

そんな名残の木製改札口を撮影してみました、中線の島式ホームには木製の待合室が今も残っているのもそんな名残かもしれません。そんな昭和の「遺産」の中を走るのはもちろん蒸気機関車でなくては、と言うことで通過する下りのパレオエクスプレスを入れて見ました。

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撮影日は5月8日、GW最終日だったのでホームには観光客も多く若者達の姿が見受けられました。左端奥に見えるのが島式ホーム上の待合室です。

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改札口は現在使われることが無いので、内側に大きな木製の椅子が置かれてバリケードのようになっています。

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ホームの屋根を支えているのは古いレールを使用した鉄骨、上手に曲げられていい感じの曲線を描いています。もちろん屋根板は木製です。

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通過して行く蒸気機関車にこれほど似合う駅は無いのではないかと思います、使われなくなったとは言え磨き込まれた木製改札口は光沢を保っているように見えました。





新しい書庫を造りました「モノクロームの世界」です、もともとSLの写真はモノクロでも結構良い感じが出せることが多いのですが、何処まで出来るか1年間(パレオエクスプレスの今シーズン)挑戦してみたいと思います。

撮影前にここならば、とかこの組み合わせならと言うことで撮影を進めたいのですが、今までは撮影した結果として「これはモノクロでもOK」と言う物を時々掲載していました、今年は初めから「モノクローム」を意識して撮影するつもりです。

もちろん、いつでもモノクロで頑張ることは難しいので今日はいけるかな?と言う感じになりますが・・・


今日はその第1回目、さてどうなりますか?


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今回はこれが目当ての場所と列車の組み合わせ、前回の撮影時に後ろの廃屋が「昭和の景色」だったので狙っていました。ここではSLにヘッドマークが無い方が良かったので今日を選んで撮影しました。

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その手前のカーブですが、色が無いと背景がごまかされて林の中をやって来るようにも見えます。(電柱がたくさんあって「うるさい」ですが)

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   モノクロだと編成よりも機関車(SL)だけを入れて、背景にこ
   だわるのも良し?でしょうか。武甲山が遠くに見えます。

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花も色にこだわりの無い「白い花」ならば、こんな風に使えるのかなとやってみた物です。車両は元地下鉄を走っていた5001Fです。


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